パーソナルトレーナーの年収って低い?高い?


新宿・小平にある、しいたけ治療院の中村武志です。

 

かれこれ15、6年パーソナルトレーナーとしても活動しております。そして、昨年はファイナンシャルプランナーの資格も取得しました。(トレーナーなのに?という声が聞こえてきそうですが💦)

 

20代の頃は、鍼灸マッサージの専門学校での勉強や、卒業後もピラティスやマスターストレッチの資格取得やセミナー参加など結構なお金を使ってきました。

 

そうやって、資格取得やセミナーに参加することで、パーソナルトレーナーとしての引き出しを増やし、お客様にサービスを提供する事で収入を増やせるように頑張るわけですが、表題の結論を先に言ってしまうと、「高い人もいれば、低い人もいる」というのが現実ではないでしょうか。

 

逆に高い人がいれば低い人もいるという事は、自分次第でどうにでもなるという事でもあると思います。

 

トレーナーはより年収や、月収を上げる為に、日々勉強しながらセッション数を増やす事や、キャリアを積んでいけばセミナーの講師やパーソナルトレーニングジムを開業など試行錯誤しながら、収入を増やしていくわけです。

 

今後トレーナーがお金を稼ぐ方法はいくらでも出てくると思います。

 

そして、パーソナルトレーナーという仕事ができて20数年くらい経つのでしょうか(いつかはわかりませんが、たぶんそれくらいかと)その時からトレーナーとして活動してきた先輩方が今後どうゆう仕事の仕方をしていくのか、またどのような生活をしていくのかは、自分も含めもっと若いトレーナーにとって、いろいろな意味で道しるべにもなると思うので注目をしていきたいと思います。

 

それとは対照的に、先ほども言いましたが、トレーナーがお金を稼ぐ方法が多様化する一方で、その稼いだお金をいかに守っていくかもとても重要だと考えています。

 

というのは、パーソナルトレーナーは基本的には個人事業主として活動されている方が多いとは思います。(最近では法人化している人もいますし、会社に所属しているトレーナーさんも増えてきましたね。)

 

現在の日本の税法上、個人事業主に限らず、会社員の方も年収が増えれば増えるほど、支払う税金が増える仕組みになっています。

 

個人事業主の場合は、収入から経費、控除額を引いた金額が課税対象額になります。

 

収入を増やす事もとても大事なことなのですが、この経費や特に控除額をしっかりと理解して、頑張って稼いだお金をなるべく自分の為やお客様の為に使いたいですよね。

 

ここまで、長々とお話してきましたが、本題はパーソナルトレーナーの年収が高いか低いかというよりは、その稼いだお金を今後どうやって守っていくかというのを、このブログでも発信していきたいと思います。

 

さて、まずは個人事業主の年金についてお話していきたいと思います。

 

年金というと将来本当にもらえるの?

 

とか、もらえても金額が少ないんじゃないかと思われている方も多いかと思います。

 

個人的には、もらえない事はないかもしれませんが、金額が少なくなるのは覚悟しなくてはいけないかなとは思っております。(あくまで個人的な意見です)

 

その年金、個人事業主が仮に20歳~60歳まで40年間支払ったとしたら、65歳から年金を受給するとして、月にいくらもらえるかご存知でしょうか?

 

答えは、『約65,000円』です。

 

多いと思うか少ないと思うかは、人それぞれだと思いますが、この金額を受給年齢を後にすれば、増やす事もできますし、逆に早く受給することも可能ですがその場合は金額が減額されます。

 

将来的に、減額される可能性があるとはいえ、間違いなく人は歳をとり、収入は減っていくわけですから、その給付される金額を少しでも増やしたいと個人的には思います。

 

先ほどもお話したように、会社員に比べると明らかに受給できる金額が少ない個人事業主にとって、収入を増やす事はやはり重要なのですが、それと同時に自分のお金を守るという意味でも、公的年金など年齢を重ねてからの事を考えていく事も必要かなと思っております。

 

そして、最近は20代前半の若いトレーナーさんでもフリーとして活躍されている方もいますし、その他フリーで活動されているトレーナーさんにインストラクターの方に是非やって頂きたい事があります。

 

それは、『付加年金』です。 詳しくはコチラ

 

どうゆうものかというと、フリーで活動している方であれば国民年金をご自分で支払っていると思いますが、その毎月支払っている年金額に¥400をプラスして支払います。

 

例えば、30歳の人が60歳までこの付加年金を支払うと、

 

¥400×12ヶ月×30年間=¥144,000になります。

 

この金額の半分の¥72,000(年額)が65歳過ぎたら給付される通常の老齢基礎年金にプラスされるという事です。

 

つまり、¥72,000(年額)が一生プラスになり給付され続ける事になります。(2年給付されれば、元がとれる計算になります。)

 

将来的に年金が減額される可能性が高くても、年金がいくら貰えるかに関わらず、2年以上給付される事ができれば、支払った金額よりもプラスになり、更にそこから先はプラスになり続ける事を考えると、悪い制度ではない事がわかると思います。

 

最後に先ほどもいいましたが、年金の減額はある程度、覚悟しなくてはいけないのが現状です。

 

そもそも、最大でも約¥65,000しか給付されないのでそこを期待するのではなく、リスクの軽減として、もらえたらラッキーぐらいの気持ちで支払うくらいがちょうど良いのかもしれません。

 

よって、公的年金以外で自分の資産をいかに増やし、守っていくかが重要かなと。

 

会社員と違って、厚生年金にも加入できないので、だからこそ個人事業主は近い将来や老後についてより考えなくてはいけないと思っています。

 

皆さんは、どんな対策をしていますか?

 

今後もトレーナー、インストラクターに向けてこういった情報など発信していきたいと思います。

 

しいたけ治療院では、若いトレーナーさんやインストラクターの方からの相談や、サポートもさせて頂いております。

 

もし、何か悩みや、相談事があればご連絡ください!

 

お問い合わせはコチラ