訪問マッサージの誤解


小平駅から徒歩5分のところにある、しいたけ治療院の中村武志です。

 

さて、しいたけ治療院では高齢者に対する、訪問リハビリマッサージと出張パーソナルトレーニングのサービスを提供しておりますが、今回は訪問マッサージについてのちょっとした誤解について、お話したいと思います。

 

ありがたい事に、ちょこちょこお問い合わせを頂くのですが、意外に多いお問い合わせが、腰が痛いからちょっとやって欲しいなどの慰安目的のマッサージ。

 

基本的には、主治医の先生に同意書を頂き、保険を取り扱う医療マッサージになります。

 

したがって、内科疾患など様々な理由で病院などに通院ができない高齢者に対して、慰安ではなく関節可動域を広げるマッサージやリハビリとしての運動法などを行っていきます。

 

そしてもひとつ、高齢者には多い傾向だと思うのですが、体験の施術も終わり同意書をもらう段階で主治医の先生に迷惑がかかるのではないか、もしくは同意書をもらうことで先生が良い顔をしないのではないか、などの理由でキャンセルしたいという方もいらっしゃいます。

 

わかります。そうゆう不安もありますよね。

 

以前にもお話したのですが、主治医の先生に迷惑がかかる事はありません。

 

また、病院の窓口、市の職員の方に回数の制限をされたドクターもいらっしゃいました。

 

これに関しては、明らかに常識の範囲を超えていれば言われるケースもあるかとは思いますが、厚労省でも月に16回以上の施術を行う場合は、その回数をやらなければいけない理由を書類などで提出する事になっています。

 

月に16回という事は、週に4回です。普通に考えたら多いように思いますよね。

 

最近では不正請求の問題などもあり、病院やドクターもそのあたりは、慎重になっているのかもしれません。

 

そして、この訪問マッサージの保険制度を介護保険と混同されている、病院や市区町村の職員の方も多いように思います。

 

訪問マッサージは医療保険なので介護保険とは別になります。

 

例えば、介護保険を利用してデイサービスに通所すると、要支援1の方だとそのデイサービスを週に1回しか利用できません。

 

ですが、訪問マッサージは週に2回でも施術を受ける事は可能になります。(介護保険とは別になりますし、介護保険の点数の上限により、デイサービスなどのサービスと合わせて訪問マッサージをご利用する方もたくさんいらっしゃいます。)

 

という事で、介護サービスと訪問マッサージのちょっとした誤解について書いてみました。

 

なかなか難しい部分もありますし、もし少しでも気になる事があれば、しっかり説明させて頂きますのでお問い合わせして頂ければと思います。

 

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