荒川区の西日暮里にある、パーソナルトレーニング&ストレッチスタジオ「Third base 西日暮里」の小原麻里です。
様々なダイエット法がある現代ですがダイエットといえば和食。と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ヨーロッパでも日本食は健康的、瘦せるというイメージを持っている人は多くいました。
日本人は骨格も華奢な人が多いので瘦せている人が多い印象があるからというのも理由の一つだと思います。
和食、日本食で実際に瘦せることが出来るのか。瘦せやすい献立は洋食よりも作りやすいです。
ただヨーロッパで人気の定番日本食であるラーメンやSUSHIがダイエットに適しているか、というと残念ながらそうではありません。クリームチーズとアボカドなどが入ったSUSHIロールを揚げたSUSHIは私も実は大好きですが瘦せたいのであれば脂質の高いチーズやアボカドといった具材、またそれを揚げるという調理法は我慢して、日本の伝統的なお寿司をたまの贅沢に食べる方が賢いでしょう。
和食の方が瘦せる献立にしやすい理由の一つは主食です。
同じカロリーのご飯と食パンを比べるとご飯方が脂質が低く、また重量も多くなり満足感も得られやすいです。
その理由はご飯は調理の際に水分をたくさん吸収すること。また米と水だけで作られることです。
パンも小麦粉と水で作られるのではと思う方もいらっしゃるかもしれませんが一度お家の食パンの原材料を確認してみてください。
意外なことにバターや砂糖が入っていませんか。
原材料は左上から入っている重量の多い順に記載されています。それを踏まえて改めて見ると意外にも砂糖が上の方に書いてあることに気付くのではないでしょうか。
ずっと食べていると味では気づかないですがスーパーやコンビニに売られているパンには菓子パン以外にも食パンやロールパンにも砂糖は使用されているのです。
恐らく砂糖には保湿効果があるのでしっとりとした柔らかさを時間が経っても保つことが出来るように入っているのだと思います。
その食パンを食べる時にバターをさらに塗ったり、ジャムを添えたり。するとさらに同じ栄養素の脂質と糖質が増えてしまいます。
もちろん水煮のツナ缶とゆで卵とレタスや胡瓜にトマトなどを入れてサンドウィッチにする。
などパンでも付け合わせなど食べ方を工夫すれば美容や健康のためのダイエットでは問題はありません。
どんな食材や料理でも献立の中でカロリーや栄養素のバランスが取れていればダイエット中であっても問題なく食べることが出来ます。
ただその献立を考える時にご飯の方が高たんぱく低脂質なおかずを合わせやすいこと。
パンよりトッピングがなくても食べやすいこと。
麺類でもパスタのソースはオリーブオイルやクリームなどのししつをたっぷりと入れた方が美味しく仕上がるのに対して蕎麦やうどんは野菜と蒲鉾など低脂質な具材にお出汁だけでも十分美味しく食べること。
などを考えると和食の方がレシピに工夫をせずに献立の組み合わせを気を付けるだけで美容や健康のためのダイエットに適した食事になりやすい。ことから和食の方が瘦せやすいに繋がります。
もちろん洋食でも食べ方に気をつければ瘦せることが出来ますし、日本食だって逆に太ることもあります。
SNSでもAとBならどっちが瘦せる?
といった趣旨の投稿があり、気になってしまいますが、実はどちらでも食べ方次第で瘦せることも太ることも出来るのです。
それぞれの食の好みで我慢が出来るだけない範囲での調整をすることが重要です。
我慢をすることで気づかなくてもストレスになってしまい食欲を不安定にさせリバウンドに繋がってしまいます。
好きな食べ物をどのくらいの量でどのくらいの頻度でどのように食べるのがご自身のボディメイクの計画に最適か。ぜひ一緒に試行錯誤しましょう。