荒川区の西日暮里にある、パーソナルトレーニング＆ストレッチスタジオ「Third base 西日暮里」の小原麻里です。
”ヴィーガン”という言葉を聞いたことがありますか？
完全菜食主義の事で”ベジタリアン”との違いは卵や牛乳、蜂蜜などを含めた全ての動物性食品を食べないという考えです。
例えば精進料理はヴィーガン食のひとつです。
なぜ/何のためにヴィーガンになったか。によっても厳密には食べるもの、食べないものは変わってきます。例えば動物保護のような思想的な理由でヴィーガンになった人は野菜であっても殺虫剤を栽培の段階で使用しているものは殺生をしている。と考え無農薬栽培のものを選ぶ。など人それぞれです。
ここ数年で日本でもヴィーガン食品や飲食店が増えてきたようでチェーン店のカフェでも大豆ミートを使ったバーガーや、コンビニでも大豆肉を使った唐揚げのスナックも見かけるようになり、以前よりも身近な存在になってきているのかな。と思います。
実はドイツに住んでいた時、はじめてヴィーガンの人に出会いました。
そしてドイツのヴィーガンの人の多さやスーパーでの選択の多様性には本当に驚かされました。
日本では健康や美容のためにヴィーガン食を選ぶ人が多いように感じますがドイツでは殺生を減らすため、動物の生活環境を守るため、牧場を作る為の森林伐採を防ぐためなど思想的なことを理由にヴィーガンを選ぶ人が多かったように感じます。家庭環境から自然と自身もヴィーガンになった人もいました。
ヴィーガンの人が多いドイツではヴィーガン食品も多くスーパーの棚に並んでいました。
ヴィーガンのチーズやソーセージ、ケーキやアイスクリーム、スクランブルエッグまで！
私はお肉や魚も大好きでヴィーガンではありませんが、それでもヴィーガンの大豆などを主な原料として作られたソーセージはとても美味しくてよく食べていました。
そんな動物性の食品を食べないヴィーガンの人にとって不足しがちな栄養素の一つがタンパク質であるということは容易に想像ができるかと思います。
特に私の友人たちはダンサー達だったのでトレーニングを頑張っている皆さんと同じくタンパク質はとっても大切な栄養素で大きな問題の一つでした。そしてもちろんダンサーだけでなく世界にはヴィーガンのボディビルダー達も多くいます！
しかし実は、昔から宗教的な理由でお肉などを食べない人がいる地域には植物性のタンパク質を上手に取り入れる料理がたくさんあります。
日本の大豆はその最もな例の一つです。
味噌や納豆、豆腐など。
中東ではひよこ豆が日本の大豆のようによく食べられています。
ペーストにしたフムスやコロッケのように揚げたファラフェルなど。
先日日本のスーパーでもフムスを見つけました。少し日本人向けにアレンジされていてスパイスがあっさりめになっていましたが隠し味に醬油が入っていて美味しかったです。
恐らく皆さんも歴史の授業で習ったように少し前まで日本では肉はとても高価なものでたまにしか食べることが出来ませんでした。
内陸の地域では魚ですらしょっちゅう食べれるものではありませんでした。だからこそタンパク質を補うためにこんなにたくさんの大豆食品が昔から愛されているのだと思います。
トレーニングを始めた方の中にもタンパク質を摂ることが大切なのはわかったけれどそんなにたくさんお肉やお魚を食べるのは大変。
そんなトレーニング愛好家の皆さんもプロテインだけでなく大豆やひよこ豆などの植物性のタンパク質を摂取するのも選択肢の一つです。
体重を減らすことや瘦せることを目標としている人にとってはお肉より脂質量のコントロールにも有効な選択肢の一つです。
そして、日本のヴィーガンのトレーニング愛好家の方にとっては美味しいプロテインを探すことも悩みの一つではないでしょうか。
Third baseで取り扱っているwelinaのプロテインにはもちろんソイプロテインもあります。そして他のプロテインと同じくとても美味しく飲んでいただけます。さらに白砂糖不使用なので精製過程の心配もありません。
ヨーロッパのヴィーガン食品にはよくあるveganマークこそついていませんが、原材料を確認していただければ植物性のものだけで出来ていると安心していただけます。
味も「黒ごま」と「黒蜜きなこ」「抹茶」の三種からお選びいただけます。
また、今回は”ヴィーガン”をテーマにしましたが、ダイエットにおいて好きな食べ物と苦手な食べ物。摂りたい栄養素と減らしたい栄養素についても応用できる考えだと思いシェアしました。
多様性の重要性について論じられている現代、食事から他の人の考えに触れてみるのも面白いと思っております。
Third baseでは出来る限り我慢を減らして皆さまの生活に合わせて幸せに理想の身体になるためにトレーニングと食事のアドバイスでお手伝いさせていただきます。