脳梗塞のリハビリにも応用できます!


東京・小平にある、しいたけ治療院の中村です。

 

先日のピラティスに続き、マスターストレッチの資格更新セミナーに参加してきました。

 

マスターストレッチは専用のシューズを履いて、いろいろな動きをし、足底から膝関節、股関節、骨盤、脊柱を動かし、主に背面の筋肉にアプローチをするエクササイズです。

 

マスターストレッチというぐらいなので、効果としては柔軟性の向上や、姿勢の改善、美脚効果など様々ですが、しいたけ治療院では出張パーソナルトレーニングにおいて、脳梗塞のリハビリとしても使用していた実績もあります。

 

靴底が楕円なので、シューズを履きながら底屈、背屈(つま先を下にしたり、上にしたりする足関節の動き)の正しい動きを誘導できるので麻痺側に対する動きづくりにも応用できます。

 

脳梗塞の麻痺に関しては、発症後三ヶ月をいかにリハビリを行うかによって、その後の後遺症などの程度が変わってくると思っています。(もちろん梗塞されていた時間や場所などにより違うので一概には言えませんが。)

 

そして、われわれトレーナーのところにお客様が来る時には、ある程度の期間が経ち麻痺側に関しては、改善するにはなかなか難しい状態である事が、少なくありません。

 

以前、トレーニングをご一緒させて頂いていたお客様は、脳梗塞が発症後一年半が経過しており、マッサージ師として可動域訓練、筋力トレーニングを患部に行っていましたが、なかなか思うような改善が得られず、ちょっと視点を変えて、麻痺側に対するアプローチは継続しつつ、健側やその他、動くところをより機能的に動かせるようにしましょうという提案をさせて頂きました。

 

すると、患側の麻痺は当然残っていますが、正しい身体の使い方にアプローチする事で、歩行や日常生活動作(ADL)がだいぶ安定しました。

 

今後の超高齢化に伴い、出張パーソナルトレーニング含め、フィットネスクラブでも、このような既往症を持った方々がたくさん訪れると思います。

 

そういった、お客様の「健康問題を解決する」をコンセプトに皆さんをサポートしています!

 

出張パーソナルトレーニングはこちら